愛知県知立市の道路の側溝で男性の遺体が見つかった強盗殺人事件で、現場に残された男性の車からドライブレコーダーが無くなっていたことが新たにわかりました。

 知立市の職業不詳・有馬滉希容疑者(26)は、5月、岡崎市の無職・三浦正裕さん(29)を刃物で刺すなどして殺害した上、債務の返済を免れるとともに現金14万円余りを奪った疑いで逮捕され、10日朝に送検されました。

 三浦さんの遺体は、知立市の道路の側溝に遺棄されていましたが、現場に残された三浦さん名義の車から、ドライブレコーダーがもぎ取られていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。

 三浦さんは、車内かその付近で殺害されたとみられていて、警察は有馬容疑者が映像を残さないよう、証拠隠滅を図った可能性もあるとみて、詳しく調べています。