43年前の1979年10月15日、鹿児島県大崎町の自宅牛小屋の堆肥(たいひ)内で、住人の男性(当時42歳)の遺体が見つかった。物証が乏しい中、主犯として逮捕されたのが、男性の長兄の妻だった原口アヤ子さん(95)。終始無罪を訴えたが、判決はタオルで男性の首を絞めて窒息死させ、遺体を牛小屋に捨てたと認定する。いわゆる「大崎事件」だ。
「あたいはやっちょらん」。懲役10年が確定し、90年まで服役した原口さんは、裁判のやり直しを求める再審請求に95年から4度挑戦。鹿児島地裁と福岡高裁宮崎支部で計3度、再審開始の判断を勝ち取った。いずれも上級審で覆されたが、弁護団によると、同一事件で3度の再審開始判断が出るのは初めてだった。
からの記事と詳細 ( 「死亡の新証拠」原告と検察対立 大崎事件再審請求、22日可否決定 - 毎日新聞 - 毎日新聞 )
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