昨年12月から一時休養しているLittle Glee Monsterの芹奈(22)の病名が双極性障害(そううつ)とADHDであることを31日、所属事務所が公表した。

サイトでは「この度、芹奈とスタッフで話し合いを重ね、ご心配をおかけしている皆様に、病名をお伝えする事と致しました。芹奈は『双極性障害』『ADHD』と診断されており、医師の指導により休養の上、治療を続けております。また同じ病気を抱えている方たちに少しでもお力になれれば、という本人の強い想いで、病名と現状をお伝えさせていただくことと致しました」と説明した。

病状については「緩やかにではありますが、回復しており、活動再開に向けて着実に前に歩みを進めております」と前向きであることを明かした。

芹奈は「どんな時でも自分らしくいることが大切なのではないか。隠すことなく恥じることなく。私の姿が、どこかの同じ誰かの1秒でも1日でも救えたら。その想いで発表することを決めました。また皆さんの元に戻れるように、待っていてください」とコメントしている。

芹奈は復帰に向けて徐々に動きだしているといい、「ライブツアー『Little Glee Monster Live Tour 2020→2021>BRIGHT NEW WORLD<』への参加を含め、活動再開をお知らせ出来る時期が参りましたら、改めてご報告させていただきます」と記した。グループとしても新曲制作を開始していて、6月中の配信を予定しているという。

芹奈をめぐっては、昨年12月20日に、所属事務所が「芹奈が体調不良のため、医師の指導により一定期間休養と治療に専念することをご報告致します」と発表。活動再開については「本人の体調を第一に優先し、また改めてご案内させていただきますので、何卒ご理解賜れますと幸いです」と記していた。

また4月17、18日のアリーナツアーファイナルのさいたまスーパーアリーナ公演でのアンコールにて、「5人で歌った時が完成形です」といいつつ披露された楽曲「君といれば」を6月9日にデジタルリリースされることもあわせて発表された。

芹奈は明日6月1日に23歳の誕生日を迎える。