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Saturday, February 24, 2024

細野敦弁護士「客観的証拠がない事件はよくある」松本人志が起こした訴訟『記事の真実性が認められる』条件を解説 ... - 中日新聞

 元裁判官で弁護士の細野敦さんが25日に放送のTBS系情報バラエティ「サンデージャポン」に生出演。性加害疑惑報道に対して、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(60)が文芸春秋に起こした損害賠償訴訟について解説した。

 番組では松本が文春側に対し、「客観的な証拠が存在しない、きわめてずさんな取材」として記事の訂正を求めたのに対し、週刊文春の最新号は訴状を公開して反論を掲載したことを紹介した。

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 一部専門家から文春側の記事には客観的証拠が弱い、性的な強制があったとは言えないなどの声が挙がっている点について、細野さんは「証言や供述の信用性を語るときは、刑事事件を扱っていない弁護士の話は薄い」と専門家の知識にも千差万別がある点をやんわり批判。その上で「その点わたしは安心してください」と強調し、スタジオをなごませた。

 続いて、「死体なき殺人、目撃者なき事件なんていっぱいある」と例示して、「客観的証拠がない事件は刑事事件でもよくある」と指摘。今回は民事事件だが「直接的な証拠が証言だけだとしても、それを支える構造が強くあれば、記事の真実性が認められるということになる」と考えを述べた。

 一方で、松本側の訴状が13ページと通常より薄いとの声が挙がっている点には、「最低限、名誉毀損(きそん)で社会的評価が低下したということが書いてあれば、裁判所はオッケーなので、裁判自体には影響はない」と断言した。

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