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Wednesday, August 31, 2022

殺人容疑、状況証拠積み上げ 養子の男、黙秘続ける―再逮捕から1週間・大阪府警 - 時事通信ニュース

2022年09月01日07時06分

送検のため、福島警察署を出る高井凜容疑者(手前)=27日、大阪市

送検のため、福島警察署を出る高井凜容疑者(手前)=27日、大阪市

  • 浴槽で死亡しているのが見つかった高井直子さんの自宅=2月21日、大阪府高槻市

 大阪府高槻市の民家で昨年7月、住人の高井直子さん=(54)=が殺害された事件で、養子となっていた高井凜容疑者(28)=川崎市=が殺人容疑などで再逮捕されてから1日で1週間となる。事件に直接結び付く物証が乏しい中、府警は防犯カメラ映像などの状況証拠を重ねて再逮捕に踏み切った。高井容疑者は依然として黙秘しており、難しい調べが続いているとみられる。

殺人容疑で養子の男再逮捕 死亡女性の保険金目的か―大阪府警

 「直接証拠がない中で、状況証拠を積み上げて高井容疑者以外の可能性を排除して、逮捕状を請求した」。ある捜査幹部はこう振り返った。
 直子さんは昨年7月26日、自宅浴槽内で死亡しているのが見つかった。右手首には結束バンドが巻かれるなどしていた。高井容疑者は直子さんに掛けられた生命保険計約1億5000万円の受取人で、遺産約1億円を相続。捜査線上には高井容疑者が早期に浮上していたが「決め手がない」(捜査幹部)状況だった。
 そうした中、府警は死亡推定時期前後の高井容疑者の行動から、殺害に関与した疑いを強めた。22日に直子さん宅周辺を行き来する姿が防犯カメラに映り、当時住んでいた東京都内から日帰りで訪れた様子をカメラ映像をたどって確認。高井容疑者が同日、都内で購入した結束バンドは直子さんの右手首に巻かれたものと酷似していたという。
 直子さんのスマートフォンからは翌23日、高井容疑者宛てに「今後の連絡はメールでする」とのメールが送られた。高井容疑者が直子さんの生存を装うため、自動送信の設定をした可能性が高いという。
 直子さんの死後、高井容疑者が養子縁組を解消する離縁許可を家庭裁判所に申し立てていたことも判明。相続した遺産に対する他の親族からの分与請求を免れる狙いがあったとみられる。
 府警は高井容疑者が保険金や財産目当てに殺害に及んだとみて、捜査を進めている。

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トランプ氏の証拠なき主張、大統領は自ら機密解除可能か-QuickTake - ブルームバーグ

ドナルド・トランプ氏のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」に米連邦捜査局(FBI)の家宅捜索が入った。前大統領宅への前代未聞の捜索により、正確な種類は明らかでないが、機密指定の資料11組を含む二十数箱分の文書が押収された。

  今年1月にトランプ氏側が米国立公文書館に返却した15箱分の文書にも機密指定の資料が含まれていた。米大統領には機密指定を解除する広い裁量が認められており、自分が持ち出した文書もそうしたとトランプ氏は主張している。だが、その申し立てを裏付ける証拠はない。

1. 機密指定情報とは何か

  「国家安全保障上の理由から拡散や配布の限定や制限のために米政府機関が特に指定した情報」と連邦法で規定され、「トップシークレット(最高機密)」と「シークレット(極秘)」、「コンフィデンシャル(秘)」の3段階に分類される。機密情報隔離施設(SCIF)でのみ閲覧可能な「機密隔離情報(SCI)」に指定された一部の資料はアクセスがさらに厳しく制限される。

2. 機密指定と機密解除は誰が決定するか

 その権限は主に官僚に委任される。機密指定の記録を作成した機関には、一般にその情報に利害関係があると考えられる別の機関と協議して機密を解除する権限がある。

分類 基準 指定や解除を誰が行うか
トップシークレット(最高機密) 許可なく開示された場合、国家安全保障に「極めて甚大な損害」をもたらす情報 大統領と副大統領、政府機関のトップないし上記から委任を受けた当局者
シークレット(極秘) 許可なく開示された場合、国家安全保障に「深刻な損害」をもたらす情報 上記に加え、「最高機密」の取り扱い許可を持つ当局者から委任を受けた多数
コンフィデンシャル(秘) 許可なく開示された場合、国家安全保障に「損害」をもたらす情報 上記に加え、「最高機密」の取り扱い許可を持つ当局者から委任を受けた他の人々

 

3. 大統領は機密指定を自ら解除できるか

  一般論としては可能だ。1988年の 米連邦最高裁の判断は、大統領には最高司令官として「国家安全保障に関係する情報を機密指定し、アクセスを制限する権限」があると認定した。

4. では何が問題か

  マールアラーゴに持ち出された資料は全て大統領在任中に機密指定を解除したとするトランプ氏の主張を裏付ける証拠はなく、バイデン大統領が就任した時点でトランプ氏は機密解除の権限を失った。

5. トランプ氏はどう説明しているか

  トランプ氏は、大統領執務室から移動させ自宅に持ち出した文書は、移動させた時点で機密指定が解除されたと見なすという大統領の「内規」が存在したと説明。盟友のカッシュ・パテル氏は、ホワイトハウスの法律専門家らが「機密指定を変更する文書業務を怠った」との見方を示し、「情報の機密指定が解除されなかったことをそれは意味しない」と ブライトバート・ドット・コムに語った。

トランプ氏のフロリダ州の邸宅から押収された書類についてブルームバーグのジャック・フィッツパトリック記者が解説

Source: Bloomberg

6.内規は存在したか。それは機能していたか

  2人の大統領首席補佐官と国家安全保障担当補佐官1人を含むトランプ政権時代のホワイトハウス元当局者らはそのような内規は知らないと証言し、仮に存在しても反対しただろうと一部の人々は話す。そのような内規があったとしても、大統領は機密指定が解除されたことを情報の保護責任者に知らせる義務があり、新たな分類を反映する物理的表示が必要だったはずだ。

  トランプ陣営とロシアとのつながりに関する捜査関連資料について「機密指定の即時解除」を指示する当時のトランプ大統領のプレスリリースは、大統領令ではなく、機密指定は続いているとした米司法省の主張を2018年に連邦地裁は 認めた

7. トランプ氏が機密指定を解除していれば全て終わりか

  必ずしもそうではない。FBIによるマールアラーゴ家宅捜索の根拠として捜索令状が挙げた「国防関連情報の持ち出し」と「公文書の隠蔽(いんぺい)」、「捜査妨害」の三つの容疑は、問題となっている機密指定された情報に左右されない。

原題:

Trump’s Claim That He ‘Declassified’ Material He Kept: QuickTake(抜粋)

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