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Monday, June 10, 2024

「証拠の全てに目を通して信じてほしい」被告人は改めて無実を訴える 宇佐市の親子強盗殺人事件 大分 - goo.ne.jp

大分県宇佐市安心院町で、親子2人が殺害された強盗殺人事件の裁判員裁判で、10日から被告人質問が始まり、被告側は改めて無実を訴えました。

この裁判では佐藤翔一被告(39)が2020年2月、宇佐市安心院町の住宅で親子2人を殺害した強盗殺人などの罪に問われています。

裁判員裁判第9回目の10日の公判から、被告が証言台に立ち、供述をする「被告人質問」が始まりました。この中で佐藤被告は新たな証言として、事件当日、動画撮影のためにプロレスマスクの男を車に乗せたと話しました。

しかし、男から「交通事故があり撮影ができず、運動靴や血の付いた服の入ったゴミ袋を処分してほしい」と頼まれ、コインランドリーで洗濯したと説明。また、佐藤被告の携帯電話に「殺人犯が捕まるまで」と検索履歴があったことに対し、プロレスマスクの男と、現場付近にいたことなどから「大量殺人をなすりつけられて自分が誤って捕まるのではないかと不安になった」と説明しました。

公判の最後で佐藤被告は「証拠の全てに目を通して信じてほしい。僕は犯人ではありません」と改めて無実を訴えました。被告人質問は12日まで続く予定です。
 

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