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Thursday, February 15, 2024

「裏木戸」再び焦点に弁護側「県警が証拠作り出した」 袴田さん再審:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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小山裕一 田中美保 本間久志

 確定判決で「犯行時の出入り経路」とされた「裏木戸」に焦点が当たった――。静岡県の旧清水市(現静岡市清水区)で専務ら一家4人を殺害したとして強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審。静岡地裁で開かれた14日の第8回公判で、弁護側は「袴田さんを有罪にするため、虚偽の捜査報告書を作成した」と主張した。

 専務宅の裏木戸は、最高裁が2008年に袴田さんの特別抗告を棄却した第1次再審請求で争点になっていた。

 確定審の一審・静岡地裁では、「袴田さんが一家4人を刺した後、裏木戸から脱出して、当時住んでいたみそ工場に戻り、混合油を持って再び裏木戸から専務宅に入って火を放った」や「裏木戸の上下の留め金のうち、上の部分はかかったままだった」と認定した。

「裏木戸からの脱出は不可能」と弁護側

 弁護側は第1次再審請求の際…

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