昨年4月の東京都江東区長選をめぐる選挙違反事件は、柿沢未途(みと)衆院議員(52)や木村弥生・前区長(58)、柿沢議員の秘書や区議ら計9人が起訴されて、捜査が終結した。柿沢議員は当初、買収容疑を強く否定していたが、今月に入って方針を転換。きっかけは、1人の陣営スタッフに対する「20万円」だった。
関係者によると、柿沢議員は昨年12月の逮捕後、いずれの資金の違法性も否定し、区議らへの現金は区長選と同時期にあった区議選の「陣中見舞い」と反論していた。検察との全面対決と思われたが、約1週間で容疑を認めた。
態度を変えさせたのは、特捜部がつかんでいた「動かしようがない証拠」(柿沢議員関係者)だったという。
会食後にLINEで送ったメッセージ
昨年3月19日、柿沢議員は東京都品川区の高級すし店で陣営スタッフと会食。この日にスタッフに手渡したとされる現金20万円が、逮捕容疑に含まれていた。柿沢議員側は当初、この現金のやり取りを「記憶にない」として否認する方針だった。
特捜部が押さえていたのは…
からの記事と詳細 ( 柿沢議員、「動かぬ証拠」で否認一転 ATMで現金引き出す映像:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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