30日朝、富山県小矢部市で窃盗事件の捜査をしていた47歳の男性警察官が山林の斜面から崖下に滑落し、亡くなりました。
事故があったのは小矢部市五郎丸にある山林の斜面で、富山県警の発表によりますと30日午前8時10分ごろから、上市警察署・刑事生活安全課の警察官3人が窃盗事件の捜査のため山林に入ったということです。
亡くなったのは、上市警察署・刑事生活安全課の岩城信二警部補（47）で山林に入って30分ほどたったころ、別の警察官が水面に何かが落ちるような音を聞き、近くに岩城警部補の姿がないことに気づき消防に通報しました。
石川県の消防防災ヘリが上空から捜索にあたり午前9時すぎに崖下の川に倒れている岩城警部補を発見。
岩木警部補は病院に搬送されましたが午後0時20分ごろ死亡が確認されました。警察によりますと岩城警部補は、頭部に外傷があり、首も骨折していたということです。
現場の状況から捜査中に10数メートルほど崖を滑落したとみられます。
富山県内での警察官の殉職は、2018年の奥田交番襲撃事件以来です。
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