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Tuesday, July 4, 2023

ロシアの戦争犯罪訴追国際センター発足 証拠の収集保全を担う朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦争犯罪をめぐり、証拠の収集・保全などを担う国際機関「ウクライナ侵攻の犯罪訴追国際センター」(ICPA)が3日、オランダ・ハーグに発足した。将来の特別法廷設置などを視野に、欧州連合(EU)の主導で開設に向けた準備を進めていた。

 EUのフォンデアライエン欧州委員長が今年2月、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と協議し、センター設置の構想を明らかにしていた。

 EUによると、当初の財政支援として欧州委が830万ユーロ(約13億円)を拠出する。活動には、戦争犯罪の捜査に精通するバルト3国、ポーランド、ウクライナなどの検察官らが参加する。ロシアがウクライナ侵攻で犯した証拠をすべてデータベースに集約し、分析する。一方、直接の捜査権限は持たず、逮捕状や起訴状の発行はできない。

 フォンデアライエン氏は声明…

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