31年前、飯塚市で小学生の女の子2人が殺害されたいわゆる「飯塚事件」で、死刑が執行された元死刑囚の家族が裁判のやり直しを求めている2度目の申し立てをめぐり、弁護団が20日会見し、裁判所に新たな証拠を提出したことを明らかにしました。
平成4年、飯塚市で小学1年生の女の子2人が登校途中に連れ去られ、遺体で見つかったいわゆる「飯塚事件」では、殺人などの罪に問われ、一貫して無罪を主張していた久間三千年元死刑囚(70)の死刑が確定し、平成20年に執行されました。
元死刑囚の家族は再審=裁判のやり直しを求める2度目の申し立てをおととし7月に行っています。
20日は弁護団が福岡市で会見を開き、新たな証拠を裁判所に提出したことを明らかにしました。
それによりますと弁護団は、確定判決をもとに女の子2人が行方不明になったとされる道路で再現実験をした結果、女の子の最後の目撃情報となった住民の証言に信用性がないことが分かったと主張しています。
弁護団の岩田務弁護士は「新たな証拠は確定判決が根拠としている証拠の出発点がなくなるようなもので今回の再審請求の潮目が変わるものと言える」と話していました。
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