福岡県飯塚市で平成4年、小学1年の女児2人が誘拐、殺害された「飯塚事件」で死刑が確定し、20年に執行された久間三千年(くま・みちとし)元死刑囚=執行時(70)=の第2次再審請求で、弁護団は20日、誘拐したとされる現場付近での再現実験の報告書を福岡地裁に提出したと明らかにした。目撃者の証言の信用性に疑いが生じたと主張している。17日付。
弁護団によると、車で付近を通過した際に女児を目撃したとする女性の約3分後、同じ道を車で通った女性の同僚は女児を見ておらず、その間に連れ去られたと考えられていた。弁護団は、当時の証言を基に、車の動きなどを再現。同僚が通過したのは約20秒後だったことが分かったという。
弁護団の徳田靖之弁護士は記者会見で「20秒ほどで2人を誘拐するのは困難だ。新証拠として認められれば再審の道は開けるはず」と話した。
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