福山市の警察署から事件の証拠品である車を盗んだ罪に問われている男が、無免許で車を運転してひき逃げした疑いで再逮捕されました。
ひき逃げなどの疑いで再逮捕されたのは、福山市曙町の配管工大木賢壱容疑者（３０）です。
警察によりますと大木容疑者は、去年１１月２日、無免許で軽自動車を運転中に、福山市曙町５丁目の市道の交差点で、出会い頭に軽バンと衝突し、運転していた男性（３０）にけがをさせましたが、そのまま逃走した疑いがもたれています。
調べに対して「無免許で事故を起こし現場から立ち去ったのは間違いない」と、容疑を認めています。
現場は信号機がない交差点で、大木容疑者側には一時停止手線があったということです。
また、大木容疑者が運転していた軽自動車は他人名義の車であり、警察は窃盗の疑いも視野に入れて、捜査を進めています。
大木容疑者は、去年１１月福山市で別の軽自動車を盗んだ疑いで逮捕されていて、福山東署で保管されていたこの車を盗んだ疑いで逮捕・送検され、その後、起訴されています。
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