ブラジルのボルソナーロ大統領が所属する自由党(PL)は22日、10月末の大統領選について、一部の電子投票機での投票が「無効」だとして、選挙結果に異議を申し立てる訴えを起こした。大統領選でルラ元大統領に敗れたボルソナーロ氏は、以前から電子投票制度が「不正」だと主張。だが大統領選後は政権移行の作業を指示するなど、敗北を事実上認めていた。
PLのネト党首は22日に記者会見を開き、10月30日に実施された大統領選の決選投票について、一部の電子投票機が「修復不可能なほどの機能不全に陥っていた」と主張した。具体的な証拠は示していない。選挙で使われた半数以上にあたる約28万の投票機での投票について無効にするよう訴える一方で、再選挙は求めないという。
決選投票はルラ氏が50・9%、ボルソナーロ氏が49・1%を獲得し、近年では最も接戦となっていた。PLは、独自の集計によってボルソナーロ氏が51・05%を獲得していたと主張した。
ボルソナーロ氏は以前から…
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