
リーグ戦も残り3試合となった中、今節、残留争いの真っ只中にいる両者が激突する。19位・仙台と16位・湘南の勝点差は「6」。勝つか負けるかで大きく状況が変わる中、勝利を手にするのはどちらだ。 仙台は残留の望みをつなぐにも“勝利”が必要な一戦だ。今節、もし敗れた場合は他会場の結果次第でJ2降格が決まる可能性もある。それでも、この直接対決に勝利すれば上との差を縮められるため、まだチャンスは残っていると言っていい。ここで何としても勝点3を獲得することで、残り2試合の戦いに持ち込みたいところだ。 ここ数試合を見ると、攻撃面は決して悪くない。第33節のサンフレッチェ広島戦、前々節のヴィッセル神戸戦では複数得点を記録。前節は堅守の名古屋グランパスを相手にゴールを奪い、ドローに持ち込んだ。チームとしての攻撃の練度は高まっているだけに、それをいかにこの中断期間で整えてこられたかが鍵となる。 また、この3試合で全て得点者が違うのもポジティブな要素。勢いのある若手や頼りになるベテランが得点を取り、そして最後にはエースのFW西村拓真がゴールを奪う。チーム全員での攻撃を機能させ、湘南ゴールをこじ開けることができれば勝利は自ずと近づいてくるはずだ。 一方、湘南はここで勝利を手にすると残留に大きく前進することができる。むしろ他会場の結果次第では残留が決定する状況だ。湘南は山口智監督就任後、なかなか勝利を手にすることができなかったが、第33節の重要な横浜FC戦で初勝利を記録。チームとしても負けられない一戦で勝点3を獲得したことは大きかった。 その後の2試合はどちらも引き分け。ただ、難しい試合の中でも勝点「0」で終わるのではなく「1」で終えていることは限りなくプラスだ。今節も後ろとの差を考えれば引き分けでも十分な成果を得たと言うことができる。勝利を目指しつつ、難しい展開になれば勝点1という戦い方に切り替えることもありえるだろう。 キーマンは前述の横浜FC戦で決勝点を記録したMF山田直輝。チームを活性化させる存在がピッチでどれだけのパフォーマンスを見せることができるか注目したい。 互いに負けられない直接対決。注目の試合は20日14時キックオフだ。
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