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巨人「赤ヘル」相手に赤っ恥危機 残り６試合の広島とＣＳ最後の１枠を争い １５年ぶり２度目となるシーズン負け越しの可能性も （1/2ページ）
セ・リーグ３位の巨人は１８日、川崎市のジャイアンツ球場で休日返上の全体練習を敢行。４位広島に３ゲーム差まで迫られ、最大１５差からの逆転を許せば“逆メークレジェンド”ともいうべき赤っ恥の事態だ。さらにクライマックスシリーズ（ＣＳ）に進出できたとしても、ワースト記録を更新する恐れもある。
練習開始前のグラウンドで、ナインとスタッフを集めた原辰徳監督（６３）は訓示。内容を問われると「世間話」と一度はジョークでケムに巻いたものの、心構えを説いたことを明かした。
「（現状を）しっかり受け止めるということが大事なことで、それに対してどういうふうに自分たちが跳ね除けて行けるか。それがチームであり、個としてのプロのプレーヤーだから」という指揮官のメッセージを胸に、１０連敗中のチームは１９日のＤｅＮＡ戦（横浜）から歴史的なワースト記録との戦いに突入。
長嶋監督のもと、１９９６年に広島との最大１１・５ゲーム差をひっくり返して優勝を飾った「メークドラマ」は、この年の流行語大賞にも選ばれた。２００８年は原監督が「メークレジェンド」を合い言葉に、阪神との最大１３ゲーム差を９月中の１２連勝などで猛追し、１４１試合目の最後の直接対決で逆転。伝統球団の勝負強さを伝説として刻んできた。
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