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Friday, October 15, 2021

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阪神・矢野監督、スアレス出し惜しみせん!逆転Vへ残り8戦、藤川球児のセーブ記録更新も視野

矢野監督はラスト8試合でスアレスをフル回転させる。記録もVも狙ってもらう

(サンケイスポーツ)

阪神・矢野燿大監督(52)が15日、取材に応じ、17日からの残り8戦に守護神のロベルト・スアレス投手(30)を惜しみなく継ぎ込むことを示唆した。ここまで41セーブを挙げ、藤川球児(41)=現球団スペシャルアシスタント(SA)=が2007年にマークした球団記録46セーブの更新も視野にとらえる。剛腕クローザーが何度もマウンドに立つことが、そのまま奇跡の逆転Vへとつながる。

最後の最後までマウンドに立ち続けて、何もかもつかんでもらう。矢野監督の頭の中では、守護神のスアレスが胴上げ投手になることと、球団記録の「46セーブ」に近づくことが〝イコール〟でつながっていた。

「どんどんそういう記録も塗り替えていってくれるようなことをしてくれると、チームのためにもスアちゃんのためにもなるんで、そういう機会をたくさんつくれるようにしていきます」

ここまで41セーブで、球団記録は2007年の藤川の「46」だ。残りは8戦で、狙えるというよりも逆転Vへの〝必要条件〟ですらある。スアレス自身も「もちろん、それ(記録)もありますけど、1回1回のセーブの機会を積み重ねていきたい」と望むところだ。

関東遠征9試合を、虎は5勝3敗1分けで戦い終えた。同じ期間を燕も6勝2敗1分けで戦い、1つの負けが命取りとなる壮絶な戦いの連続だったが、その中でもスアレスの働きぶりはすさまじかった。10月に入っての12試合のうち8試合に登板。7試合でセーブを挙げ、2試合連続のイニングまたぎもこなした。安打を打たれようが、最後は最速160キロ超の剛速球でねじ伏せ、バットに空を切らせた。スアレスがいなければ希望はすでに途切れていた。

この先の8戦も打線が爆発して大勝することは考えにくく、必ず接戦になる。ヤクルトは守護神のマクガフ以外にも星やスアレスの兄もセーブを記録し、疲労も考慮したやり繰りを見せてきた。一方の阪神はスアレスで勝ち切るイメージしか描けない。スアレスしかいなくて、スアレスがあまりに絶対的だからだ。

矢野監督は「チームがここにいるというのはやっぱりスアちゃんが1年間、期待通りに投げてくれているからこそ」と賛辞を惜しまない。そして「記録に到達しようとする人は意識してやってもらったらいいし、それがまたモチベーションになる」と背中を押す。

指揮官が球審にスアレスの名を伝え続けられたとき、すべての願いがかなう。(長友孝輔)

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