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Monday, October 12, 2020

GoToトラベル、割引商品の販売中止など相次ぐ…東京追加で補助金が不足 - 読売新聞

suriyus.blogspot.com

 7月にスタートした政府の観光支援策Go To トラベル事業を巡り、大手のインターネット旅行予約サイトで、割引商品の販売中止や割引額の上限を抑える動きが相次いでいる。10月から東京発着分が対象に加わった影響で、旅行各社に配分された補助金が不足気味になっているためだ。観光庁は、配分せずに確保してある予算から、旅行各社への追加配分を検討しており、近く表明するとみられる。

 NTTドコモが運営する予約サイト「dトラベル」は、配分された予算が上限に達し、割引価格での販売を一時終了した。予算が追加配分されれば、割引を再開するという。

 「じゃらんnet」「Yahoo!トラベル」「一休.com」は、10日以降の予約分から、割引の上限を1万4000円(旅行代金の35%)から3500円に引き下げた。「楽天トラベル」は、割引額の上限は維持するものの、利用回数を1人1回に制限している。

 一方、JTBや日本旅行などは、割引額の上限を1万4000円のまま維持しており、利用回数も制限していない。

 観光庁によると、旅行会社が割引額を変更することは、制度上問題ない。ただ、各社によってまちまちな状況は、利用者にとって分かりにくい。加藤官房長官は12日の記者会見で「観光庁において対応を検討していただきたい」と述べた。

 配分する補助金の額は、旅行会社側から報告された前年度の旅行取扱額の実績などに基づいて算定し、運営事務局が決めている。前年度に比べて利用者が急増した旅行会社は、早期に使い切ってしまう可能性が高い。ただ、補助金に充てる予算(1・1兆円)のうち、9月15日までに利用されたのは約7%程度だ。再配分に回す原資は、ある程度、残っているとみられる。

 1人1泊あたり旅行代金の最大35%(上限1万4000円)割引したうえで、同15%分(上限6000円)の地域共通クーポン(旅行期間中のみ使用可能)が付与される仕組み。補助金に回る予算額は1・1兆円。

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