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Saturday, March 7, 2020

【野田女児虐待死事件】証拠隠滅「誓ってない」 通報前の状況問われ父(千葉日報オンライン) - yahoo.co.jp

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が昨年1月、自宅浴室で死亡した虐待事件で、傷害致死などの罪に問われた父親、勇一郎被告(42)の裁判員裁判第9回公判が6日、千葉地裁(前田巌裁判長)で開かれ、5日に続き被告人質問が行われた。死亡当日の状況を巡り、心愛さんが浴室で倒れた後から110番通報するまでに証拠隠滅を図ったのではないかとの検察側の質問に、被告は「天地神明に誓ってありません」とはっきりと答えた。

 勇一郎被告は昨年1月22日~24日、心愛さんに食事を与えず、シャワーで冷水を浴びせ、飢餓や強いストレス状態にさせて死なせたなどとして起訴されている。

 検察側は心愛さんが亡くなった24日の状況について質問。勇一郎被告は浴室で意識を失った心愛さんに呼び掛けたり、体をゆすったりして「一生懸命やっていた」と述べ、通報するまでの時間は「10~15分だと思う」と説明した。

 通報するまでに「心愛さんに何かしていたのではないか」と尋ねられると「天地神明に誓ってありません」と語気を強めた。検察側は心愛さんの死亡を認識し、温水シャワーを掛け証拠隠滅を図ったのではないかと質問したが、勇一郎被告は「絶対にありません」と述べた。

 一方、心愛さんが飢餓状態に陥った原因など虐待の詳細に踏み込んだ質問には「覚えていない」を繰り返した。心愛さんが23、24日の朝昼晩の食事を取ったか否かは、いずれの時点でも「分からない」とし、22日夜に心愛さんを立たせ続けた理由も不明とした。

 心愛さんが死亡する以前の事件の経緯や状況についても、記憶が一部あいまいだと説明した。心愛さんが勇一郎被告との生活を嫌がり、同市の祖父母方で暮らすことになった2018年9月ごろ、心愛さんがどのような状況に置かれていたかは「はっきりと覚えていない」と答えた。

 主張を明確にする部分では、証人らの説明と食い違う点が多くみられる勇一郎被告。「いまだに責任を押し付けようとしていないか」との追及に「そう聞こえるのは分かるが、良いことも悪いことも事実を話してきた」と述べ、心愛さんをおとしめているとの指摘は当たらないと反論した。

 証拠調べ手続きは全て終わり、9日の第10回公判で検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を行い結審する予定。判決は19日に言い渡される見通しとなっている。

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March 07, 2020 at 08:45AM
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