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Thursday, July 4, 2024

伊東純也の代理人弁護士、女性側の告訴に「客観的な証拠は何も添付されていない」民事訴訟は「公開の法廷で議論す ... - 中日新聞

 サッカーのフランス1部リーグ、スタッド・ランスに所属する伊東純也選手(31)が女性2人にわいせつな行為をしたなどとして刑事告訴された問題で、大阪府警は2日、伊東選手を準強制性交等致傷の疑いで、女性2人を虚偽告訴の疑いでそれぞれ書類送検した。大阪地検が起訴するかどうかを判断する。

伊東純也の書類送検を受け、会見する加藤弁護士(右)と驫木弁護士

伊東純也の書類送検を受け、会見する加藤弁護士(右)と驫木弁護士

 今回の書類送検を受け、伊東選手の代理人を務める加藤博太郎弁護士が2日午後、東京都内で記者会見し、伊東選手が逮捕されていない点などを挙げ、「不起訴の公算が大きい」と述べた。今後の展開についても説明した。

 ―書類送検について

 加藤弁護士「刑事訴訟法の原則として、告訴を受理した場合は必ず検察に送検される。送検の方法は2つある。1つは逮捕。犯罪があると思われる場合は逮捕という形で身柄を取られて送検される。証拠隠滅の恐れがないとか、犯罪があると思われない場合については身柄を取らずに書類送検という形で行われる。告訴が受理された以上、送検される。むしろ、この事件の終わりが近づいてきている。警察での捜査が終わり、まもなく処分が出るという段階にきている」

 ―女性2人も書類送検された

 「伊東純也さんに対する告訴がなされて、それに対して(女性2人が)虚偽告訴罪という容疑で(書類)送検されたということが非常に大きなところ。伊東純也さんに対して告訴を行った女性2人が虚偽告訴、客観的事実と反する告訴を行ったという事実で取り調べを受け、捜査を遂げられ、それについて送検されたことを強調させていただきたい」

 ―検察側の判断は

 「伊東純也さんに対しては不起訴の公算が大きい。伊東純也さんが逮捕されていないということが皆さんにお示しできる結果かなと思っている。女性側が行った告訴が客観的な事実関係に基づいていない。さまざまな証拠関係にも反している。女性側の告訴に付けられていた証拠も女性側が書いた陳述書と呼ばれるもの、伊東選手のウィキペディアと番組の資料とか、そういった被害を示すような客観的な証拠は何も添付されていない。むしろ、私たちは女性側の言っている内容が違うような客観的な証拠を多数、持っていた。それらについては早々に警察に提出して、捜査していただいた」

 ―民事訴訟について

 「民事の手続きについては、大阪地裁に女性側に対する損害賠償請求を申し立て、受理された。女性側から東京地裁への移送が申し立てられ、移送が決まっている。さらに女性側は裁判の非公開の上申、公開の法廷では行わないというような上申を出してきている状況。そもそも、アジア杯開催中に女性側が週刊誌に対して話し、公開の場に持ち出した事件だった。それをわざわざ『非公開にしてください』というのは、とても話が通らないんじゃないかと思う。私たちは公開の法廷で明らかにしていくべきだと考えている。伊東選手が不起訴になったとしても、アジア杯離脱で日本代表にも大きな影響があった。取り返しが付かないようなことが起きている。女性側の告訴によって、重大な損害が生じている。私たちとしては、この事件は公開の法廷で議論すべきだと思っている」

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