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Tuesday, March 12, 2024

「緩んでいる証拠」“過激ダンスショー”企画した自民党・川畑県議が離党[2024/03/11 23:30] - テレビ朝日

自民党の和歌山県連の会合に女性ダンサーが招かれ、過激な演出があった問題で、企画した川畑哲哉県議会議員が11日、離党しました。

自民党を離党 川畑哲哉和歌山県議
「私の方で責任を取り切れるとは思っておりませんけれども、離党届出させていただきました」

■「3人群がって」…口移しチップも

引き金となったのは、先週報じられた、自民党青年局・近畿ブロック会議の懇親会です。地方議員をはじめ、40人ほどがいる宴会場に呼ばれたのは、水着のような衣裳の女性ダンサーでした。川畑氏は、この会を企画した責任者、党の県連の青年局長でした。

自民党を離党 川畑哲哉和歌山県議(8日)
「(Q.口移しでチップを渡す参加者は)いました。(Q.衣装に紙を挟んでお尻を触る参加者も)ちょっと詳細を聞かれると記憶をたどってからになります」

こんな証言も。

自民党和歌山県連関係者
「3人ぐらいで1人の女の子にバーッと群がるみたいなのもあったみたい」

自民党を離党 川畑哲哉和歌山県議(8日)
「多様性、ダイバーシティー。頑張られている方々に目が行き届いているかという問題提起。そういう会議にしようと」

こう説明していた川畑氏ですが、批判が起こり、当時その場にいた国会議員2人も党の役職を辞任する事態となりました。

自民党を離党 川畑哲哉和歌山県議
「強いご批判いただいていますし、不適切だというご指摘もいただいています。まったくその通りだと深く反省をしています」

■費用はどこから?「またダメージに…」

懇親会があった去年11月といえば、党の中央では、5つの派閥の収支報告書をめぐって告発状が出されるなど、派閥の裏金問題が首をもたげた頃でした。

そんな折に、地方組織で行われていた懇親会。取り仕切った和歌山県連は、会の運営に税金が使われていた可能性を記者団に問われました。

自民党和歌山県連 湯峯理之事務局長
「懇親会費については、公費は全く使っておりません」

県連によると、経費の合計は120万円。これは『懇親会』と、その前に開かれた『ブロック会議』の両方を合わせた金額です。その半分ほどを占める懇親会の費用は、参加者から集めた会費に加え、自民党の支持者、党員が毎年納める『党費』などをもとにしたと主張。税金を含む可能性のある党本部からの助成金は、懇親会には使わず、ブロック会議のみに充てたと説明しました。

6日後に党大会を控え、政治とカネの問題も抱えたままの自民党。党内からは…。

自民党関係者
「党がこんなに逆風の状況でこういうことが出てくると、またダメージになるよね」

自民党関係者
「いろんなところで自民党が緩んでいる証拠が次々に出てくる」

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