2023年12月12日(火)
袴田さん再審公判 弁護団が反証
静岡県で1966年にみそ工場の専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(87)の第4回の再審公判が11日、静岡地裁(國井恒志裁判長)でありました。弁護団は、有罪判断の唯一の物証だった「5点の衣類」がねつ造で「犯行着衣とは認定できず、袴田さんの衣類ではない」と反証しました。
「衣類」は、袴田さんが静岡地裁で公判中の67年8月にみそタンクで発見されました。袴田さんが事件発生の66年6月30日以降に隠したとすれば、約1年2カ月もみそ漬けだったことになります。
弁護団は同日の冒頭陳述で、みそタンクや衣類に付着した血痕の矛盾に言及。血痕が赤みを残していることや、赤みその色が移らず生地の色を残していることを指摘。「みそに漬かっていた時間が極端に短かった」とねつ造が疑われる点を列挙しました。
からの記事と詳細 ( ねつ造の証拠次々/袴田さん再審公判 弁護団が反証 - しんぶん赤旗 )
https://ift.tt/vS90dho
No comments:
Post a Comment