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Wednesday, November 29, 2023

広域強盗事件 東広島の弁護士が証拠隠滅の疑い 事務所を捜索|NHK 広島のニュース - nhk.or.jp

一連の広域強盗の指示役として逮捕された特殊詐欺グループの幹部に接見した弁護士が、留置施設の中で外部の人物とテレビ電話をつなぎ幹部に口止めをさせた疑いがあることがわかりました。裁判所は弁護士以外の人との面会を禁止する措置をとっていて、警視庁は証拠隠滅の疑いがあるとして、弁護士事務所を捜索しました。

捜索を受けたのは、東広島市にある40代の弁護士の事務所と自宅でこのうち事務所には午前11時前に、警視庁などの捜査員およそ10人が入りました。
警視庁によりますと、弁護士はことし2月下旬、特殊詐欺に関与したとして逮捕され、原宿警察署の留置施設に勾留されていた今村磨人被告(39)と接見した際、接見室から外部の人物とテレビ電話をつなぎ被告に口止めをさせた疑いがもたれています。
裁判所は今村被告について、弁護士以外の人との面会を禁止する措置をとっていて、警視庁は証拠隠滅の疑いがあるとして捜索に踏み切りました。
捜査関係者によりますと、テレビ電話の相手は、フィリピンを拠点に日本の元暴力団員らが立ち上げた「JPドラゴン」と呼ばれるグループの幹部とみられ、特殊詐欺に関与している疑いもあるということです。
警視庁は押収した資料を分析するなどして詳しいいきさつを調べることにしています。

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