大船渡市内で計画されている大規模な太陽光発電施設、メガソーラーの開発事業をめぐって、虚偽有印公文書作成などの疑いで書類送検されていた大船渡市の前の市長や職員、合わせて７人について、盛岡地方検察庁は不起訴としました。
不起訴となったのは、大船渡市の戸田公明前市長と市役所職員６人のあわせて７人です。
市は２０２０年４月に事業者との間で市有地の賃貸借契約を変更する際に、実際は４月に処理したにもかかわらず、３月に処理したことにしていたとして、おととし住民団体が刑事告発し、警察は去年９月に７人を虚偽有印公文書作成と行使の疑いで書類送検していました。
これについて盛岡地方検察庁は、８月３１日付けで７人を不起訴としました。
検察庁は「証拠関係や事件内容の状況などを考慮した」などとしています。
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