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韓国野党・共に民主党の党大会を巡る現金入り封筒事件を捜査している韓国検察当局が3日。宋永吉(ソン・ヨンギル)元代表の当時の補佐官ら側近に相次いで出頭を求めました。検察は宋前代表側の関係者が組織的に証拠隠滅を図ろうとした状況をつかんだとされますが、宋元代表が提出した携帯電話は内容がすべて削除された状態だったということです。キム・ボゴン記者が取材しました。
(記者リポート)
宋元代表の元補佐官P氏が検察に被疑者として出頭しました。2021年の党大会の当時、宋元代表の選対運営を統括し、現金入り封筒を李ジョン根元事務副総長に渡した疑いが持たれています。
(P氏/宋元代表の元補佐官)
「私は何の関係もありません。 (現金入り封筒を準備したもないということですか。)はい、当然そうです」
(記者リポート)
宋元代表に随行していたM氏と地域本部長も参考人として出頭を求められました。検察は宋元代表による自主出頭の翌日、側近を相次いで呼び、当時の状況を把握しようとしたものですが、宋元代表側が組織的に証拠を隠滅したかどうかも確認を進めています。
宋元代表の後援組織である「食住問題研究所」のパソコンのハードディスクは交換またはフォーマットされていることが判明しました。検察は関係者から「P元補佐官と会計責任者P氏がパソコンの交換を指示した」という証言を得たということです。
宋元代表が提出した携帯電話も初期化され、連絡先や通話内訳、携帯メールなどが大部分が削除されていたということです。宋元代表側は携帯電話は1-2年ごとに変えており、ハードディスクの交換は防御権の意味合いで行ったとの立場です。
(宋元代表=2日)
「検察に捜査権があれば、私たちには防御権があるのです。大韓民国の検察をどうしたら信じることができますか」
(記者リポート)
検察は姜来求(カン・レグ)元監事の令状再請求とともに、P元補佐官、会計責任者P氏に対する逮捕状請求も検討しています。TV朝鮮のキム・ボゴンがお伝えしました。
(2023年5月3日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)
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