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Wednesday, April 19, 2023

「村八分」訴え認めず 「周囲が無視した証拠はない」と請求を棄却 京都・南丹 - 産経ニュース

京都府南丹市の山あいにある集落に住む男性が、20年以上にわたり住民に無視されたり、ごみを回収されなかったりといった「村八分」のような扱いを受けたとして、この地域の行政区側に340万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は19日、請求を棄却した。

判決によると、男性は南丹市園部町曽我谷に住む妻の両親と養子縁組し、昭和58~59年ごろにこの地区へ転居したが、平成13年に離婚、両親とも離縁した。その後、男性は孤立した生活を強いられたと主張し、令和3年9月に提訴した。

菊地浩明裁判長は判決理由で「離婚後に行政区への入会意向を示さず、会費も支払っていない。区民とは認められない」と指摘。その上で「原告のごみ袋が回収されなかったのは、多くても1回だけで組織的とはいえない。住民からの無視は認めるに足りる証拠はない」として、地区の共同不法行為を認めなかった。

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