若手警察官が事件の解決に向けて現場に残された指紋や足跡などの証拠を採取する鑑識技術の競技会が、大分市で開かれています。
この競技会は、県警察本部が毎年、開いているもので、大分市高江にある県警察本部の鑑識科学センターには、県内15の警察署から若手警察官が3人ずつ参加しています。
競技会は、住人が外出先から帰宅すると玄関の扉が開いていて、家の中のテーブルに置いてあった現金が盗まれたという想定で行われました。
参加者たちは、制限時間45分の中で互いに声を掛け合いながらドアノブに残された指紋や周辺の足跡を採取したり、現場の写真を撮ったりするなどしていました。
審査には鑑識のベテランなどがあたり、若手警察官の手順などをチェックしていました。
競技会に参加した、別府警察署地域課の房前久子巡査長は「足跡や遺留物の採取など何から手をつければいいのか悩みながら行った。競技会に向けて実際の現場と同じように訓練してきたので、事件の解決のためにこれからも腕を磨いてきたい」と話していました。
この競技会は7日まで開かれます。
からの記事と詳細 ( 事件現場に残された証拠を採取 若手警察官が鑑識の技術を競う|NHK 大分県のニュース - nhk.or.jp )
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