
学校のプール水浄化設備導入で便宜を図る見返りに計三十万円を受け取ったとして、受託収賄などの罪で有罪が確定した岐阜県美濃加茂市の藤井浩人前市長(37)が二十二日、名古屋高裁に再審請求をする考えを明らかにした。有罪の根拠となった供述をした贈賄側業者の知人が当時の証言を覆したことを新たな証拠として、三十日に申し立ての手続きをする方針。
有罪が確定した裁判では「現金を渡した」と認めた贈賄側業者の供述が信用できるかが争点だった。弁護団の郷原信郎弁護士によると、公判で贈賄行為について聞いたと証言した知人が「検察官の話に合わせただけで、記憶に基づいたものではない」と弁護団に証言内容を否定したため、知人の陳述書を無罪を示す新証拠として高裁に提出する予定という。
確定判決によると、藤井前市長は、市議だった二〇一三年四月二日、プール水浄化設備を市立学校に設置できるよう市に働きかける見返りに、市内の飲食店で設備会社社長から十万円を受領し、市長選出馬の意向を固めていた同二十五日には名古屋市中区の居酒屋で二十万円を受け取った。
一五年三月の一審名古屋地裁判決は無罪だったが、検察側の控訴を受けた名古屋高裁は一六...
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