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Wednesday, September 8, 2021

IR汚職 秋元議員「結論ありきの判決 到底承服できない」|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

IR・統合型リゾート施設の事業への参入をめぐって、7日、収賄と証人買収の罪で実刑判決を受けた秋元司衆議院議員が記者会見し「結論ありきの判決で到底承服できない」と訴えました。

IRを担当する内閣府の副大臣だった衆議院議員の秋元司被告(49)は、中国企業などからあわせておよそ750万円相当の賄賂を受け取ったとして収賄の罪と、贈賄側に裁判でうその証言をするよう依頼し現金を渡そうとしたとして証人買収の罪に問われました。
裁判で無罪を主張しましたが、東京地方裁判所は、7日、「贈賄側の証言は客観的な証拠からも信用できる」とした上で、証人買収も秋元議員が積極的に主導したと認定し、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
判決当日の夜に保釈された秋元議員は、9日、会見を開き、「裁判所は検察に作られたえん罪事件だと分かってくれると信じていたが、判決の認定は贈賄側のあいまいな証言に基づくものだった。秋元が悪であるという結論ありきだったと言わざるを得ず、到底承服できない」と訴えました。
その上で、控訴したことについて「東京高等裁判所にはまっさらな頭で証拠を見て判断してもらいたい」と述べました。
また、証人買収の罪について裁判所が判決で「最低限の順法精神もない」と指摘したことに関しては、「うその証言を依頼してはおらず、それを順法精神と言われても違うと思う」と批判しました。

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