スマートフォンで撮影された動画が証拠となり、スピード逮捕につながった。二十九日午後八時半ごろ、金沢駅近くの店で開かれた飲み会でトラブルが発生。動画に暴行の様子が写っていた。捜査関係者は「今はスマホのカメラが『防犯カメラ』とも言える。捜査に役立ちそうなものは、ぜひ提供して」と呼び掛ける。
暴行の疑いで三十日、逮捕されたのは、金沢市法光寺町、自営業吉田政義容疑者(26)。同市堀川新町の駐車場で、二十代男性の頭を数回、殴ったとされる。金沢東署によると、容疑を認め「相手の態度に腹が立った」と話している。
署によると、二人は共通の知人がいる飲み会に参加し、この時が初対面だった。目撃者の一一〇番を受けて駆けつけた署員に対し、会の参加者が自ら「動画があります」と申し出たという。証拠のためか、面白がって撮ったのか、撮影の意図は分かっていない。
トラブルでは、双方の話が食い違うこともあり「動画は動かぬ証拠となる」と捜査関係者は話す。ただ、危険を冒してまで撮るのはNG。「無理はしないで」と念を押す。
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