女優の柴咲コウ(39)が25日、都内で行われた映画「クルエラ」(監督クレイグ・ガレスピー、27日公開)の公開直前イベントに登壇。作品をイメージしたパンク風の衣装で登場し、魅了した。
赤を貴重としたドレスを身にまとった柴咲は「実は最近全然赤色の服を着ていなかった。10年くらいは着ていない」と少し照れくさそうに笑い、「調和や協調性を養いたいときが10年あったのかな。その反動で最近は情熱を感じる色を身にまといたくなった。なので、きょうの気持ちとぴったり」とご満悦だった。
同映画は、ディズニーアニメーション「101匹わんちゃん」に登場する悪役、クルエラの誕生秘話を描く。柴咲はエマ・ストーン演じるクルエラの日本語版声優を担当しており、実写映画の吹き替えに初挑戦した。柴咲は「映画として完成されているものに声を入れるのは難しい。自分は120%出したと思っても、聞くと全然声が足りてないという現象が起こった。無言のお芝居が使えず、声に感情を吹き込まないといけないので苦労した」とアフレコを振り返った。
映画では自分の欲求に従って生きるクルエラが描かれているが、自分自身については「正直に分析すると、心の声に従って生きてきている」と断言し、「協調性も大切だと思うけど、自分自身が1番の味方であり、応援者であり、支持者でありたい。これからも正直に生きていきたいですね」と語った。
また、現在の夢について聞かれると「夢というからには小さいことを言ってはいけない。大きいことを言おうと思う」と悩みつつ、「コミューンを作る!」とした。柴咲は北海道と東京の2拠点生活を送っているが、「北海道で共同ファームを持っていますが、自分の思いに共感する人を集めてユートピアみたいなことができたらいい。馬に乗って、畑を耕して、みたいな」と願った。
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