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Monday, May 17, 2021

リーグ残り2戦で…久保、今季1号がヘタフェ1部残留弾「とてもうれしい」歓喜爆発ユニ脱いだ - スポニチアネックス Sponichi Annex

<ヘタフェ・レバンテ>決勝ゴールを決め喜ぶヘタフェの久保
Photo By 共同

 日本代表MF久保建英(19)が残留を争っていたヘタフェの“救世主”となった。16日、ホームのレバンテ戦で1―1の後半30分から出場し、同39分に左足で決勝点を挙げた。今季リーグ戦での初ゴールで2―1の勝利に貢献。チームは連敗を3で止めて勝ち点を37に伸ばし、18位エルチェに4差をつけ1試合を残して1部残留(17位以上)を確定させた。

 1年分ため込んでいた感情が、初ゴールとともに爆発した。1―1の最終盤、久保が相手GKの中途半端なパスを奪い、中央左から細かいタッチのドリブルで前進。強烈な左足ゴールで左上を射ぬいた。

 ピッチを走りユニホームを脱ぎ、「5」の背番号を高々と掲げ両手を広げてキス。警告を受けたのはご愛嬌(あいきょう)だが、普段はクールな19歳が珍しく喜びを体中で表現した。

 「今季はビリャレアルとヘタフェで苦しんだ。だから今日はとてもうれしい」とテレビインタビューで本音を吐露。試合で唯一、3点満点中「3」の高評価を付けたアス紙からも「ヒーローになった」と絶賛された。

 スペイン1部初挑戦となった昨季は1部昇格のマジョルカで23試合の先発を含むリーグ戦35試合で4得点と活躍。今季は欧州リーグにも出場する強豪ビリャレアルに移籍したが半年で先発はわずかリーグ戦2試合にとどまった。

 1月に加わったヘタフェでも先発は同7試合。それでも「試合に出なくてもしっかり練習していた。監督もそれを知っている」と腐らず5試合連続の途中出場となる今季通算30試合目の出場で初得点を決めた。

 「チームの力になれたことに満足しているし、これで流れが変わったらいい」。保有元のRマドリードではジネディーヌ・ジダン監督の今季限りでの退任と、19年夏のプレシーズンで久保を指導したBチームのラウル・ゴンサレス監督の就任が報じられている。来季去就は不透明だがこの一発がキャリアの分岐点となるかもしれない。

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