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Monday, April 19, 2021

「整理整頓が苦手」証拠品約6千点隠匿の警察官を書類送検 - TBS News

「整理整頓が苦手」証拠品約6千点隠匿の警察官を書類送検

 千葉県警の49歳の男性巡査部長が、およそ30年間にわたり証拠品など6000点あまりを不正に自宅に持ち帰っていたことが分かり、書類送検されました。

 千葉県警によりますと、我孫子署の男性巡査部長(49)は、警察官になったおよそ1年後の1991年6月から去年3月までのおよそ30年間にわたり、自身が取り扱った事件など876件について、車の鍵やナンバープレートといった証拠品や捜査書類など、あわせて6251点を段ボールに入れて無断で持ち帰り、自宅や貸倉庫に隠し持っていたということです。

 千葉県警は書類の重要性が高かった2件について、巡査部長を公用文書毀棄と証拠隠滅の疑いで書類送検し、停職3か月の懲戒処分としました。巡査部長は「整理整頓が苦手で、段ボール箱にため込んで、人事異動の際に自宅に持ち帰って放置していた」「書類の山を見て、どうしたら良いかと考えると胸が苦しかった」と話しているということで、16日付けで依願退職しました。

 巡査部長が証拠品を持ち帰った影響で窃盗事件5件が未解決のまま時効を迎えていたということで、川口光浩首席監察官は、事件関係者に謝罪するとともに、「再発防止に努めて参ります」とコメントしています。

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