浦和の青森山田高卒ルーキーＭＦ武田英寿（１９）が８日、オンライン取材に応じ、今季残り３試合でのリーグ戦デビューへ意欲を燃やした。
チームは前節・鹿島戦の敗戦で、目標だった来季ＡＣＬ出場の可能性が消滅。今季は１２日のホーム・湘南戦（埼玉）から残り３試合で、出場機会が少なかった若手を起用する可能性は高まる。
今季の出場は、８月５日のルヴァン杯・Ｃ大阪戦で途中出場した１試合のみ。「悔しい。残り３節で試合に絡んで、得点やアシストでチームに貢献したい。ＡＣＬの出場権はなくなったけど、残り３試合で自分が経験することで成長することが大きい。絶対に無駄にしないようにしたい」と力を込めた。
コロナ禍で制限が多い生活が続くが、趣味の音楽を聴いたり、や漫画を読んでリフレッシュしている。人気漫画「鬼滅の刃」は今月４日に発売された最終巻まで読破したといい、「全部読みました。めっちゃおもしろかったです！ 好きなキャラは（鬼舞辻）無惨とか。最終巻も感動しました」と声を弾ませた。
先週の紅白戦では得点を決めるなど好調。ボランチを主戦場に、左足の強烈なシュートが持ち味で「良い位置でボールに絡んで、シュートをいっぱい打てれば得点できる」とプロ初ゴールを狙う。
チームは選手層が厚く、今季のリーグ戦は１試合もベンチ入りすらできていない。武田は「ホームで上から試合を見てても（サポーターが）自分のユニホームを着てもらってるのを見て、１年目なのに期待されてるなと感じる。もっと期待に応えなきゃいけない。残り３試合、それをピッチで表現できるように頑張っていきたい」と気持ちを高ぶらせた。
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