【ワシントン=海谷道隆】米大統領選は5日、勝敗の鍵を握るペンシルベニア州やジョージア州など接戦州で開票作業が続き、大詰めを迎えている。当選に必要な選挙人の過半数獲得に迫る民主党のジョー・バイデン前副大統領(77)は勝利への自信を示した。共和党のトランプ大統領(74)は開票で「不正」が起きているとの主張を繰り返し、法廷闘争などで勝利を実現する姿勢を鮮明にした。
AP通信による5日午後9時20分(日本時間6日午前11時20分)現在の集計によると、バイデン氏が獲得した選挙人は264人、トランプ氏は214人だ。ペンシルベニア(選挙人20人)、ジョージア(同16人)、ノースカロライナ(同15人)、ネバダ(同6人)、アラスカ(同3人)の5州で勝者が固まっていない。
アラスカ州ではトランプ氏がバイデン氏を圧倒している。バイデン氏はアラスカ以外のいずれか1州を取れば、過半数の270人に達する。
ジョージア州は予測開票率99%で、トランプ氏がバイデン氏を上回る差は約2500票、得票率で0・05ポイントまで縮まった。トランプ氏が先行していたペンシルベニア州(予測開票率90%)でも、トランプ氏のリードは1ポイント差を割り込んだ。郵便投票の開票が進み、バイデン氏が猛追している。
バイデン氏は5日、地元デラウェア州での演説で「すべての票が集計されなければならない。集計が完了すれば、我々が勝者と宣言されると確信している」と述べた。
集計停止を要求してきたトランプ氏はホワイトハウスで記者会見を開き、「(民主党が)選挙結果を不正に操ろうとしているが、そうはさせない」と訴えた。「法的に有効な票だけを集計すれば、簡単に勝つ」とした。不正の「多くの証拠がある」と断じたが、具体的な証拠は示さなかった。
トランプ氏は「投票は投票日までになされなければならない」とも語った。投票日の消印があれば6日までの到着分も有効とするペンシルベニア州などでの一部票の有効性を争う考えを示したものだ。訴訟を各地で起こし、最終的に連邦最高裁判所に持ち込むことになるとの見通しも示した。
トランプ陣営はペンシルベニア、ミシガン、ジョージアなどの各州で集計停止や郵便投票の無効化を求める複数の訴訟を起こしている。ミシガン、ジョージア各州での訴えは5日、却下された。陣営は、ネバダ州でも、州外の有権者などによる「不正投票」があったとして、法廷で争う方針を明らかにした。
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November 06, 2020 at 07:24AM
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トランプ大統領「不正の証拠がある」、バイデン氏「我々が勝者と確信」…両陣営が応酬 - 読売新聞
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