[8日 ロイター] - 米IBMIBM.Nは8日、従来事業からの多角化を図り、利益率の高いクラウド事業に注力する取り組みとして、2社に分割することを発表した。
データセンターの技術サポートなどアウトソーシングサービスを提供するITインフラサービス部門を2021年末までに別会社として分離し、上場させる計画だという。
今回の分社化を市場は好感しており、序盤の取引でIBM株は7%超上昇した。
クリシュナ最高経営責任者(CEO)は今回の決定について、創業109年となる同社のビジネスモデルにとって「大きな転換」になると述べた。
IBMは近年、ソフトウエア販売の減速やサーバーの季節需要を補完するために、クラウド事業の成長に軸足を移している。4月にロメッティ氏の後任としてCEOに就任したクリシュナ氏は、ソフトウエア事業とソリューション事業のポートフォリオが分社後の収益の大半を占めると述べた。
分社化に関連する費用は約25億ドルと想定。また、第3・四半期の売上高は176億ドル、1株当たり利益は2.58ドルと予想し、予想とほぼ一致した。
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