「え？ カジツの新作演技？」と思った方は、なにはともあれ、以下のアーカイブ（開始から26分あたり）を見てほしい。
とは言え、このアーカイブの公開は、今日の10時まで。
申し訳ないが、この記事を見てからでは、もう公開は終わっているかもしれない。
「あー、残念！」と思う方は、来週（9月20日）CSテレ朝チャンネル２で放送される「男子新体操オンライン選手権スーパーエキシビション」をぜひ見てほしい。こちらにも、鹿児島実業は出演。
今大会で、視聴者賞（視聴者の一般投票でもっとも得票したチームに贈られる賞）を獲得した演技も、ここで披露される予定だ。
今年の鹿児島実業の演技は、いわば「ベスト of 鹿実」。
毎年、インターハイで爆笑をよび、かつ物議もかもしてきた鹿児島実業の作品のダイジェスト版だった。
しかも、かなり実施がよく、ユニークな振り付け以外の男子新体操らしい部分でも十分見ごたえのある演技を、今年の鹿児島実業は見せてくれた。昨年のインターハイから見違えるような成長ぶりは、コロナ禍で練習できない時期もあった中で、彼らが地道な努力を重ねてきた証明
だ。
いくら鹿児島実業の演技が面白くても、実施があぶなっかしければ安心して見られないし、笑えない。
今年の鹿実は、そこをきちっとおさえてきた。過去の先輩たちが演じてきた珠玉の作品たちに対する敬意の表れだったようにも感じる、素晴らしい実施だった。
今年の鹿実の作品は、すでに鹿児島実業のファンの方なら、きっと懐かしく思うような動きもあり、初めて見る人ももちろん虜にする鹿児島実業らしさをぎゅぎゅっと濃縮した演技となっている。
毎年インターハイで新作披露をし、その年の3年生にとっては、それが「自分たちの代の演技」になるという鹿児島実業で、インターハイがなかった今年の3年生は、「自分たちの代の演技」がなくなるところだった。そのことが寂しいとキャプテンの吉留大夢選手はいつか話してくれたが、なんのことはない。今までの鹿実のベスト版が、「彼らの代の演技」になった。
それも、視聴者賞という最高の評価も得て。
それは、苦しい今シーズンを耐えに耐えてきた彼らへの勲章だったように思う。
残り、1時間ちょっとではあるが、間に合う方はぜひアーカイブを！
＜写真撮影：筆者＞
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September 14, 2020 at 07:00AM
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【男子新体操】やっぱりキター！ 鹿児島実業（鹿児島県）が視聴者賞を受賞！～男子新体操オンライン選手権（椎名桂子） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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