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Thursday, August 27, 2020

【琉球 vs 山形】琉球でプレーすることを決めた市丸瑞希の強い覚悟 - J's GOAL

2020年8月28日(金)

大望抱いた23歳のボランチは慣れ親しんだ大阪を離れ、ひとり沖縄の地に降り立った。

「沖縄にはサッカーができる環境が整っている。練習場所は転々としていますが負担にもなっていないですし特別問題はないです」。

8月24日。琉球はG大阪からMF市丸瑞希が期限付き移籍で加入することを発表した。G大阪のアカデミー出身の彼は16年、FW高木彰人(現:松本)、MF堂安律(現:PSV)、DF初瀬亮(現:神戸)とともにトップチームに昇格。これまでJ1出場は5試合で、昨季は育成型期限付き移籍で岐阜に加入し14試合出場、2アシストをマークしている。また国際経験も豊かで、17年に韓国で開催された「FIFA U-20ワールドカップ」に出場するなど、世代別の日本代表で活躍していた。

今季はG大阪U-23の一員として明治安田生命J3リーグを主戦場に10試合出場。開幕節・讃岐戦でJリーグ初ゴールを決め、これまで1ゴール4アシストの成績を残している。

その市丸にオファーが届いたのは、出場したJリーグYBCルヴァンカップの湘南戦が終わった直後。それを耳にしたとき、なかなか二つ返事でとはいかなかったという。

「コンディションもだんだんと上がってきたところでしたし、ガンバのトップで出たい気持ちもあったのでそこで諦めたくないなという気持ちもありました」。

手応えがあったからこそ悩みに悩んだ。それでも主戦場としていたJ3からのステップアップ、そして見知らぬ土地でのチャレンジがさらなる成長につながると捉え、そのチャンスを活かすべく残りのシーズンを琉球でプレーすることを決断した。自身としても「人生の分岐点」に立っている思いでいると話す。

もちろん、すぐにレギュラーで出られる保証はない。たしかに今季の琉球は怪我人が多く、特に風間宏希や小野伸二らの負傷によりボランチは手薄な状態だ。それでも本来トップ下の小泉佳穂や山口和樹がボランチへと移り活躍している状況は、そこに割って入るためのポジション争いが待っていることを意味する。しかしそれも承知の上であり、むしろそれを歓迎している。

「琉球はボールを握って縦に早く、みんながアグレッシブに攻めてくるイメージ。その中で自分がボールを受けてさばき、チームのリズムを作りチャンスを生み出したい。そして最後の決定機に関わり仕事をする姿を見せたいと思っています」。

ゴールを目指すことを最優先とする市丸のプレーがチーム浮上のきっかけとなるか。選手登録が間に合い、今節の山形戦から出場機会を得られることとなった彼はこれから新たな番号「29」を背負い、ベンガラ色のユニフォームに身を包む。

文:仲本兼進(琉球担当)

明治安田生命J2リーグ 第15節
8月29日(土)19:00KO タピスタ
FC琉球 vs モンテディオ山形

タピック県総ひやごんスタジアム(FC琉球)
みんなの総合評価 (3.8)
臨場感 (3.4)
アクセス (2.8)
イベント充実 (3.6)
グルメ (3.8)
アウェイお楽しみ (3.7)

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