MotoGP第5戦オーストリアGPの決勝レースが行なわれ、アンドレア・ドヴィツィオーゾが今季初優勝を挙げた。中上貴晶は6位でフィニッシュした。
MotoGP第5戦オーストリアGPの決勝レースがレッドブルリンクで行なわれ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝した。
今週末は雨予報が出ていたものの、決勝レースの天候は晴れ。気温27℃、路面温度53℃というコンディションでスタート時刻を迎えた。
28周のレースがスタートすると、ジャック・ミラー(プラマック)が良い蹴り出しを見せ、ホールショットを奪う。さらにドヴィツィオーゾとポル・エスパルガロ(KTM)がそこに続いた。
4周目にはポルがドヴィツィオーゾをオーバーテイク。ポルはその後先頭のミラーも追撃。6周目のターン9でミラーを追い抜き、ついにトップへと躍り出た。
その後ろではポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がターン4でオーバーラン。最後尾にまでポジションを落としてしまった。
しかし9周目には大きなアクシデントが発生。ターン2を過ぎた所で、ヨハン・ザルコ(アビンティア)とフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が接触し、大クラッシュしてしまった。このクラッシュで赤旗が掲示され、レースは中断。モルビデリは担架で運び出される事態となった。なお彼は後に大きな怪我はないと診断されている。
その後、レースは8周目の順位をスタートグリッドとして20周で再開すると通達され、現地時間14時28分にピットレーンがオープン。レース再開を迎えた。
リスタートではポールポジションのポルが良い蹴り出しを見せて先行。しかしミラーに追い抜きを許し、ポルとドヴィツィオーゾがそれを追った。
ポルは再スタート後のリズムが悪く、ドヴィツィオーゾにもオーバーテイクを許し3番手に後退。さらに4番手のミルやアレックス・リンス(スズキ)に迫られてしまう状態になった。
先頭のミラーは前後ソフトのアドバンテージで快走を続け、5周のタイミングで既に1秒のギャップを確立し、引き離しにかかった。
ただそのギャップは長く維持できず、徐々にドヴィツィオーゾが接近。9周目にはポルをオーバーテイクしてきたリンスもドヴィツィオーゾに迫り、先頭は3台の集団となった。
同じ頃、ポルとミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)がターン4でクラッシュ。KTM陣営の2名がリタイアとなった。
先頭集団ではドヴィツィオーゾがついにミラーをオーバーテイク。先頭が入れ替わった。リンスもミラーを追い抜いてドヴィツィオーゾを追った。しかしリンスはターン6で先頭に立ったその瞬間にクラッシュを喫してしまった。
レースはドヴィツィオーゾ、ミラー、ミルが先頭集団を形成。3人はテールトゥノーズの僅差で走行を続けていくも、徐々にドヴィツィオーゾがギャップを拡大し、残り5周の時点でその差は0.8秒となった。
大きな動きのないままレースは最終ラップ。ドヴィツィオーゾ、ミラー、ミルの先頭集団の並びは変わらないままだ。
そして最終コーナーをドヴィツィオーゾがトップで立ち上がってチェッカー。ドゥカティ離脱を表明した直後に、自身の力を証明する優勝を挙げた。
一方2位争いではミラーがターン9をワイドに膨らんでしまい、ミルがその隙を突いて2番手に浮上。そのまま最終コーナーを立ち上がりミルが2位、ミラーが3位となった。ミルはMotoGPクラス初表彰台だ。
中上貴晶(LCRホンダ)はレースを通じて徐々に順位を上げ、最終的に6位でフィニッシュした。
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August 16, 2020 at 09:03PM
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MotoGPオーストリア:転倒続出の展開を離脱決めたドヴィツィオーゾが制す。中上6位入賞 - Motorsport.com 日本版
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