MotoGP第2戦スペインGPのフリー走行3回目がヘレス・サーキットで行なわれ、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロがトップタイムを記録。レコードタイムを更新する走りを見せた。
予選組分けを決める最後のセッションとなるFP3。FP2までの総合タイムではQ2圏内の上位10台が約0.5秒の僅かなタイム差にひしめき合う状況であり、コンマ1秒が予選組分けを分けることが予想された。サーキットは前日に引き続き好天に恵まれ、気温27度、路面温度31度というコンディションでスタート時刻を迎えた。
セッション序盤から各ライダーは積極的に走行。開始10分も経たないうちに、アレックス・リンス(スズキ)が1分37秒476までタイムを縮めた。
マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)やアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がその後ろに並んでいたが、15分が経過する頃にはフランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)が1分37秒508をマークし、2番手にまで一気に浮上した。
そしてチームメイトのジャック・ミラーも負けじとタイムを短縮。1分37秒375と初日の総合トップに迫るタイムを記録してFP3トップに立った。
セッションは中盤となってもタイム更新は途切れない。残り20分になろうかという頃、ジョアン・ミル(スズキ)が1分37秒333とトップに食い込むタイムをマーク。しかしすぐにファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)が1分37秒182とそれを上回っていった。
クアルタラロは連続アタックでタイムを更に縮め、ただ一人1分36秒台に突入。昨年自身が記録したレコードラップである1分36秒880を上回る、1分36秒806をマークしてトップの座を固めた。
セッション残り15分、中上貴晶(LCRホンダ)もアタックをかけ、1分37秒658をマークして総合10番手に。なんとかQ2進出圏内に入った。
同じ頃バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)もアタックに入るが、1分37秒769で14番手とQ2圏内に手が届かない。
残り10分となると、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)が1分37秒515をマークし10番手に浮上。中上はQ2圏内から蹴り落とされてしまった。
また中上のチームメイトであるカル・クラッチローがコース上で気を吐き、1分37秒099とクアルタラロに迫るタイムを記録し、2番手につけた。
残り7分頃にはほとんどのライダーがピットイン。そこから再びアタックの準備を整え、コースへと戻っていった。
アタックが開始されると、まずはマルク・マルケスが1分37秒029をマーク。2番手に割って入った。そしてそのマルケスをミルが上回る。1分36秒908とラップタイムを大きく縮めてきた。
残り1分、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)もようやくタイムを縮め、8番手に浮上しQ2圏内になんとか浮上した。
ラストアタックではミラーが速さを見せ、1分36秒858と昨年までのレコードラップを超えるタイムを記録して2番手タイムを記録した。
そしてチェッカー後の最後の計測では、Q2圏外にはじき出されていたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が、なんとか10番手に食い込み予選Q2進出を決めた。
そしてセッションは終了。クアルタラロがレコードラップを更新してトップタイムとなり、ミラー、ミルが続いた。
以下Q2進出圏内がマルケス、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、クラッチロー、モルビデリ、ロッシ、バニャイヤ、ドヴィツィオーゾとなった。
中上貴晶は最後のアタックでタイムが伸びず14番手となり、Q1スタートが確定した。またリンスやダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ファクトリーライダーのふたりもQ1スタートが確定している。なおリンスはラストアタックの際、スローラップのマルケスにラインを邪魔されアタックを中断。思わず腕を振り上げ怒りを示すシーンが見られた。
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July 18, 2020 at 12:14AM
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MotoGPスペインFP3:爆速! クアルタラロ、レコード更新の走り。中上Q1スタート - Motorsport.com 日本版
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