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Friday, July 24, 2020

努めて前向きに 東京五輪開幕まで1年 - 信濃毎日新聞

 新型コロナウイルス感染拡大で来夏に延期となった東京五輪は23日で開幕まで1年。国内の1日当たりの感染者数は同日、900人を超えて過去最多を更新、開催への不安は拭えず「来年の今、収束しているだろうか」と心配する声もある。県内で大会の支援に関わっていこうとする人たちには、延びた分の時間を生かして「取り組みを充実させたい」と前向きな受け止めもある。

 「今ごろ子どもたちは達成感でいっぱいになっていたはず」。下伊那郡天龍村天龍中学校の宮下健治教頭は言う。

 同校は2018年から東京五輪・パラリンピックに向け、村産木材でハンガー2020本を作って国内外の選手たちに贈ってきた。感染拡大で海外に送れない状態だが、残り400本ほども何とか届けたいと願う。「楽しみが1年先になったと捉え、前向きに取り組んでいきたい」

 東御市が湯の丸高原に建設した高地トレーニング用プールでは昨年12月、競泳の日本代表が合宿した。日程調整などに当たった市地域おこし協力隊の水間源さん(41)は、自身も高校3年時にインターハイの50メートル自由形で優勝。五輪出場を夢見た一人だ。

 延期は残念だったが、それまでの間に「選手が金メダルを取れるようさらに環境を充実させたい」と思い直す。世界の感染状況が懸念され、1年後に大会を開けるかどうかは見通せない。「どんな結果でも受け入れる」と冷静だ。

 公式グッズを販売する松本市の「東京2020オフィシャルショップ松本店」は当初、今年9月までの営業予定だったが、来年のパラリンピック閉幕まで営業する方針だ。延期が決まっても来店者は絶えず「関心の高さがうかがえる」と副責任者の渋谷有さん(44)。開幕1年前を記念したぬいぐるみやエコバッグを23日から販売し始めた。

 長野市の長野、南長野の両青年会議所(JC)は東京五輪の開会式が当初開かれる予定だった24日、全国各地のJCと連動し、市内で花火を打ち上げる。多くの会員の企業が新型コロナの影響を受けた。長野JCの伊藤拓宗理事長(35)は「少しでも前向きな気持ちになってもらえるよう動いていきたい。新しい始まりの日と位置付けたい」と強調した。

(7月24日)

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