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Sunday, June 7, 2020

出口治明が語る「還暦からの底力」結局、楽観的な人が幸せになれるワケ - 現代ビジネス

還暦を超え、仕事、カネ、家族とどう向き合うべきか――。この未曽有の緊急事態を経て、改めて人生と向きあおうとするあなたに、「人生100年時代」を力強く生きる出口流の考え方を紹介。発売中の『週刊現代』が特集する。

肩書に執着しない

「別に、大それた話をしているつもりはありません。私も古希を過ぎ、自分自身と向き合い、残りの人生についてじっくりと考えてみた。

それが偶然にも新型コロナウイルスの流行による外出自粛で、世の中の皆さんが人生を考えるタイミングと重なった。そういうことなのだと思います」

こう語るのは、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明氏(72歳)だ。

出口氏の新著『還暦からの底力』(講談社現代新書)がいま、売れに売れている。5月20日に店頭に並んで以降、わずか2週間で発行部数は10万部を突破し、またたく間にベストセラーとなった。

出口氏は、大手保険会社でのサラリーマン生活を振り出しに、独立系生命保険会社の立ち上げを経て大学のトップと、常に新たなキャリアを積み重ねてきた。それと同時に、大量の本を読み、世界を旅して独自の歴史観、人生観を養っている。

そんな出口氏の言葉の数々は、深い洞察に満ちている。たとえば、本書には次のような一節がある。

〈「仕事が生きがい」という考え方も、自分自身をなくしてしまうことにつながりかねません。(中略)それよりも人間の幸福にとって大事なことは、食べて寝て遊んで子供を育て、好きな所へ行き、いいたいことをいえることです〉

労働に費やす時間は、一人の人間の人生の持ち時間のなかで、だいたい2割ほどのウエイトを占める。そこで力を尽くし、成果に向けて努力を積み重ねることは、大切なことだろう。だが、何事も、極端に走れば歪みが生まれてくる。

なかには「たった2割」に自分のすべてを費やしたまま定年を迎えたがゆえに、仕事に対する熱意が、いつの間にか「肩書」への執着へと変わってしまう人がいる。

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