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Friday, May 29, 2020

戦術浸透、手応えの2年目 日本の生活に充実感―J1・C大阪ロティーナ監督(下) - 時事通信ニュース

2020年05月30日07時54分

ミゲル・アンヘル・ロティーナ C大阪監督

ミゲル・アンヘル・ロティーナ C大阪監督

 新型コロナウイルスに阻まれる形となったが、ロティーナ監督は今季のチームに手応えをつかんでいる。C大阪を率いて2年目。守備での細かい立ち位置など、緻密なプレーを求める戦術を選手が理解していると感じる。
 「われわれがどのようにプレーしたいか、なぜそのようにしないといけないのか、分かっているのは今季のアドバンテージ」。昨季の主力がほぼ残り、さらに西川潤ら才能豊かな若手選手を加えた戦力に自信をのぞかせる。
 昨季はリーグ最少失点と強固な守備を植え付けたが「自分の戦術が守備的だとは思わない。練習では攻撃が8割、9割を占める。攻守どちらも重要で、全ての局面でパフォーマンスを上げることが大事」。今季は得点力を課題に挙げ、「いかにチャンスを多くつくるか」を主題に置く。
 ◇日本やりやすい
 来日4年目。エスパニョールやデポルティボ・ラコルニャなどスペインのクラブを渡り歩いた経験豊富な指揮官は、日本での監督生活が気に入っている。「日本選手は成長したいという気持ちが強く、練習でハードワークをする。監督の私としては日本で働く方がやりやすい」
 その特長を理解しつつ、「気をつけるべきこと」も指摘した。「トレーニングのし過ぎは良くないし、成長できない。試合が一番大事。それは選手たちに強調している」
 ◇タイトル狙う
 近年、Jリーグにスペイン人選手や指導者が増えた。監督自身に母国の選手から「日本に行ける可能性がないか」と連絡があるという。「スペインの中で日本に対する評判がいい。イニエスタ(神戸)が来たことで、Jのイメージがより明確になった」と理由を語った。
 口癖は「サポーターを楽しませるサッカーをしたい」。そして「一番喜ぶのはタイトル」と力を込める。前例のない難しいシーズンとなったが、「それ(タイトル)を狙って日々のトレーニング、そして試合に向き合いたい」。頂点を目指す戦いに集中できる日々を待ち望んでいる。
 ▽ロティーナ氏の略歴
 ミゲル・アンヘル・ロティーナ氏 現役時代はスペインのクラブでFWとしてプレー。引退後は指導者に転身し、同国のセルタやデポルティボ・ラコルニャなど有力クラブで監督を歴任。06年にはエスパニョールでスペイン国王杯制覇。その後、カタールのクラブなどを経て17年から東京Vを率い、19年からC大阪で指揮し、昨季はリーグ戦5位。スペイン出身。62歳。

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