新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出自粛期間中にオンラインでトークショーを開催した杉本（本人提供）【拡大】
スポーツクライミング男子でボルダリング元日本王者の杉本怜（マイナビ）が２８日、テレビ会議形式で取材に応じ、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の解除を受けて練習を再開したと明かした。外出自粛期間にはネットでチャリティートークショーを開催。競技から離れた時間にプロクライマーとしての在り方を自問自答したという２８歳が、未曾有の感染症を機に新たなステップを踏み出した。
指先の繊細な感覚が鈍い。ブランクを経て登った壁は、高く険しく見えた。「指の皮がふにゃふにゃで、前腕の力が入らなくて…。自分の弱さに失望しましたけど、ここから少しずつ取り戻したい」。体は言うことを聞かなくても、ジムで再始動した杉本の表情は明るかった。
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May 29, 2020 at 03:03AM
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杉本怜、コロナ禍で考えたプロクライマーとしてのあり方／スポーツクライミング - サンケイスポーツ
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