バルセロナが今夏放出に動くことが噂されていたFWウスマン・デンベレだが、あと1シーズンは同クラブにとどまるのかもしれない。スペイン『マルカ』が報じている。
2017年夏のバルセロナ加入から度重なる負傷に見舞われてきたデンベレは、2月には右大腿二頭筋の近位腱完全断裂によって6カ月の離脱を強いられた。バルセロナはその負傷を前に同選手の代理人と話し、今後も怪我を重ね続け、スポーツ面での成果を取り戻せない場合には今夏に放出する可能性があると語っていたようだが、期待に応えられなかった格好だ。
しかしながら『マルカ』によれば、放出が既定路線となったデンベレには現状、行き場がないようだ。バルセロナは同選手を移籍金6000万ユーロで放出する考えだったが、新型コロナウイルスの影響で多くのクラブが予算に問題を抱えている状況で、ただでさえ負傷がちな同選手の買い手がつかないのだという。
そのためにバルセロナは、もう1シーズンの間デンベレを残すことも視野に入れ始めた様子だ。なおバルセロナは移籍金1億2400万ユーロでボルシア・ドルトムントからデンベレを獲得。このフランス代表FWの減価償却費の残り金額は6000万ユーロで、それ以下の額では売却しない方針とされる。
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April 13, 2020 at 10:18PM
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バルセロナの放出候補だったデンベレ、怪我がちに加えて新型コロナの影響で買い手つかず - Goal.com
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