2020年04月24日16時13分
プロ野球巨人の坂本勇人内野手(31)が迎える14年目のシーズンは、記録ラッシュの期待がかかる。特に、通算2000安打までは残り116本。昨年12月の契約更改後の会見では「入団したときからは想像もつかない数字。それが今、現実的にあと少しというところ」と胸を躍らせた。
史上最年少の2000安打達成者は東京(現ロッテ)の榎本喜八で、1968年7月21日に31歳7カ月で到達した。昨年12月に31歳になった坂本は、プロ野球が予定通り3月に開幕していれば、その記録を52年ぶりに更新する可能性があった。
ところが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が大幅に遅れ、残念ながら最年少での達成は難しくなった。現状では公式戦143試合のうち交流戦18試合の中止が決定。さらに試合数が減る恐れもあるが、今季中の到達を見据えてシーズンに備えている。
「今までも先を見ず、その試合で一本一本と考えてきた。その気持ちは変わらない。1試合でも早く、達成できたらうれしい」。高卒1年目で1軍の舞台を踏み、2年目以降は1軍に定着。着実に積み上げた安打数が、大きな節目に届く日を目指す。
他にも350二塁打にあと2、1000得点にあと17、3000塁打にあと57、250本塁打にあと27。次々と区切りの数字がやってきそうだ。
現在、巨人は個人調整期間で、開幕へ向けて準備を整える坂本は「いろいろな制限がある中で選手だけでなく、球団や裏方スタッフの方々も練習に協力してくれている。このような状況でも練習をできていることに改めて感謝しています」と話す。チームをまとめる主将の記録ラッシュはリーグ連覇、日本一を目指す巨人に好影響を及ぼすに違いない。
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April 24, 2020 at 02:13PM
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巨人の坂本、記録ラッシュなるか 最年少2000安打は厳しく―プロ野球 - 時事通信
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